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batoさんの世界。

主にエストレヤRS'95に関してのブログです。他にもコペン(L880K)、その他趣味の記事など。Twitterやってます→@bato_22

空燃比計のススメ。 キャブセッティング編

 

・前記事

bato-motors.hatenablog.com

 

 

前回、ようやく空燃比の取付を行う所まで書きました。

ここでは具体的な数値を見ながらセッティングを行います。

 

さて、空燃比が数字で分かるようになった訳ですが、どんな目安で見たらいいのか?

まずはそれをご説明していきます。

 

一般的に、ガソリンが1とすると空気が14.7の割合で存在すれば、最も燃焼効率が良くなるそうです。

しかし、あくまで理想値であって、気温や標高、高負荷時や始動時などで最適な値は変化します。

 

 

・始動時(冬など):10~12

冬のキャブ車はチョークを引きますよね。

その時が大体この数字です。

 

 

 ・アイドリング、低負荷巡航時:14.7

これは先の説明どおりですね。

理想値です。 

 

・全開走行、高負荷時:12~13

エンジンの負荷が高い時は、ガソリンが濃い目の方が良いとの事。

 14.7より多い分のガソリンが気化する際に周囲の熱を奪い、エンジンに対する冷却効果があるそうです。

 

 

厳密に言えばもうちょっと違う数字なんでしょうけど、大まかに分けてこのようになっています。

ちなみに市販車のノーマル時セッティングは器用貧乏的に濃い目にしてあります。

というのも、あまりに空燃比が薄いと「ノッキング」と呼ばれる異常燃焼が発生し、エンジンが破壊されるんだそうで。

薄いとノッキングの危険がありますが、濃いぶんには多少調子が悪い程度で済みますからね。

 

 

 

 

ウンチクはこの辺にして、現状のエストレヤの空燃比を見てみましょう。

キーONでエンジンを掛けます。

 

 

 

f:id:bato_motors:20161216222721j:plain

!?

やばいです。14.7に対して18という事は、かなり薄い数字です。

暖気してから少し走ってみましたが、巡航時は16ほどのようです。

アイドリングだけではなく、全域に渡って薄いという事ですね。

 

f:id:bato_motors:20161216224331j:plain

 早速キャブをばらしていきます。

少々てこずりましたが外れました。

 

 

 キャブのセッティングを変更するには、キャブ内のガソリンが通る穴の部品を交換するだけです。

おおまかに3つあり、以下のようになっています。

 

メインジェット...全体を司るが高回転域が主

スロージェット...低~中回転域

アイドルスクリュー...アイドリング時のみ。また、部品交換ではなくネジでの調整式

 

f:id:bato_motors:20161216224355j:plain

ここではメインジェットを交換します。

純正の番手は122です。

数字が大きくなる程、ガソリンの量が増えるのでここは130に変更します。

 

メインジェットを組み替えたらキャブを車体へ取り付けて、再び数字を見ます。

 

 f:id:bato_motors:20161216222735j:plain

なんと、ピッタリ14.7になってくれました。

 

本来ならば、ここでアイドルスクリューによる調整が必要ですが、いきなりセッティングが出たので今回は不要です。

 

 

キャブセッティングを終えてから、エンジンのかかりも良くなり、信号待ちなどでエンストする事も無くなりました。

レースをする訳でもなく、この程度の事で空燃比計を取り付けるのは、大袈裟かつ酔狂だったのかもしれません。

ですが、エンジンの不調が数字で分かったり、走行中に絶え間なく値が変化するので見ていて面白いです。

 

キャブ車に限らず、インジェクションコントローラなどを使う方は付けておいて損は無いです。

 

くれぐれも、空燃比を薄くしすぎてエンジンを壊さないよう注意しましょう。

それでは、また。